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2018 .02.09
思うこと。
緑の葉は散った
この頁を記しているのは2018年2月。
暦上で新年を迎えてからしばらくたった頃の話だ。
ある女性アイドルがグループから卒業する旨のニュースが、yahooのトップページに掲載された。
そのニュースが上がったのは確か正午あたりだっただろうか。
そのニュースは、日本全国のあるジャンルのファンの心理に、とても大きな影を落としてしまったように思う。
いわゆる《アイドルのファン》である人間に対して叩きつけられた。
ももいろクローバーZの有安さんの卒業。
アイドルのファン、と書いたが、現在におけるアイドルというジャンルは多種多様を極め、そのファン層をひとくくりに表現していいものかは議論の余地があるだろう。
しかしこの件に関しては、応援しているアイドルにかかわらず、傾倒している熱量の差にかかわらず、すべからくアイドルファンを自認しているような人間にとっては、衝撃的なニュースであったのではないだろうか。
ももクロというグループには、アイドルというジャンルの中において、存在の大きさも、立ち位置の高さも、一般社会への認知度も、芸能世界における支持率も、追従者よりの目標点としても、つねに頂上への道を先導するエネルギーを持った競争者であり、トップランカーであったと、個人的には思っている。
つまり、超々メジャーアイドルだということだ。
そんな超アイドルの、少数精鋭かつ不動のメンバーであった一人が卒業する。
これは他アイドルのファンである人間にとっても、なかなかにヘビーな発表となったのではないだろうか。
多くの場所で、数々の人々が、この出来事について散々意見をぶつけ合った後ではあるが、私自身の思うことをここに置いておく。
この文を書いている今は2月4日になる。
路傍に公開するのはもっと後になるかもしれないが、とりあえず有安さんが卒業された1/21から2週間ほどが経過したことになる。
そんな時期である今日にも地上波CMで流れている、とある自動車メーカーのCMがある。
このCMはグループにとって特別なもので、地上波での彼女達の存在感をその放送回数から大いにバックアップしてくれるありがたいCMだと思う。
しかし、始まったころはあんなに高揚したCMも、今は違う感情で見てしまう。
グループのリーダーを中心としたシンメトリカルなフォーメーションに見慣れた私にとって、不自然に左端を切り取ってしまったようなメンバーの立ち位置には、まるで無理やりフォーメーションの一部を切り捨てたような違和感を感じるのだ。
あるべき場所に必要な色が失われてしまった。そう思う。
そんなわけで、グループの(現在の)メンバー達が見せるCMコンセプトを十二分に表現したような笑顔はとても素敵ではあるのだが・・・私としては、どうしてもなるべく見ないように、と意識してしまう、そんな変な心理状態になっている。
この心理は、いわゆる緑推しと呼ばれるファンの方達には通じるのではないかと個人的には思っている。
つまりグループの中で特に有安さんの存在にエネルギーを貰っていた私には、やはり寂寥の思いが押し寄せてくることは如何ともしがたい点なのである。
ちなみに私はグッズのカラフルな衣服や推し色のものを購入して身にまといライブに通うようなことはしていない。
しかし数年前あたりか古着屋で購入した濃い緑のパーカーを普段着のローテーションの中で着用するようになった。
個人的な嗜好としては、普段着として選びようのないはずだったカラーである。
しかしこの頃の私にとって、《緑色》は、「個人的好きな色選手権」の順位で大躍進を果たしていた。
つまりももクロの、そして有安さんのファンになっていた。
だから、推し色を身に着ける文化を知り、影響を受けて、普段着のローテーションに今までなら選ぶことがなかった緑色のパーカーを取り入れたわけである。
年齢的な気恥ずかしさもあって、グッズではなく、普通の衣服であったあたりが、いわゆるライトなファン層になると思うのだが、それでも私は緑推しであった。
私がいま最も強く視覚的に喪失感を感じるのは、件のCMにおいて、不自然に感じてしまうメンバーの立ち位置を見た時と、グループのロゴから消えた緑色を確認した時だ。
ああ、秋っぽい系統の色でまとまった新しいロゴは確かに統一感はあるのかなあ、でもやはり緑の差し色の効果は大きかったのではないかなあ、視覚的にも必要なカラーだったのではないか‥などと思いにふけってしまうのである。
つまりどういうことかというと、私は奇跡の5人と謳われた彼女たちのファンであった。
冒頭で記した日本全国のあるジャンルのファンである人たちの一人ということだ。
現在もそうである。
ただし、散った葉を忘れることが出来ないでいるのだが。
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